働くママが妊娠した時に気になるのが仕事のことではないでしょうか?
「会社に妊娠の報告しなければいけないけど、退職勧められたらどうしよう」
「つわりがキツイけど、このまま仕事続けられるのかな?」
「大きなお腹で満員電車で通勤は怖いな」
仕事を続けるつもりの妊婦さんは、悩みや不安でいっぱいになりますよね。
でも安心してください。
働く女性が妊娠したときに安心して仕事を続けられるための法律があります。
予期せぬトラブルで、予定より早く産休に入ったり退職せざるを得ない事もあるかもしれません。
そんな時に慌てないように妊娠中に受けられる制度を事前に知っておくことが大切です。
先輩ママの体験談も交えながら妊婦さんが受けられる制度について紹介しますね。
※妊娠中にもらえるお金のことが気になる方はこちらの記事が参考になります。
▶︎妊娠・出産に必要な費用はいくら?知っておきたい最新の補助金制度!
妊娠中に仕事を続ける場合に利用できる制度
はじめての妊娠。このまま仕事を続けていいのか不安になりますよね。
自分の体や赤ちゃんへの影響を考えて「退職した方がいいのか」悩んでしまうママもいるかもしれません。
そんな働く妊婦さんを守るために、さまざまな制度や法律があるので退職を考える前に、利用できるものは利用してみてはいかがでしょうか?
男女雇用機会均等法
男女雇用機会均等法には、働く女性が妊娠しても仕事を続けることができるように、次のように書かれています。
- 保健指導又は健康診査を受けるための時間の確保(法第12条)
- 指導事項を守ることができるようにするための措置(法第13条)
- 妊娠・出産等を理由とする不利益取扱いの禁止(法第9条)
引用:男女雇用機会均等法
妊娠中・産後に健診や保健指導を受けるための時間を確保することや、妊娠や出産を理由で解雇することはできないようになっています。
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母性健康管理指導事項連絡カード
母性健康管理指導事項連絡カードは、医療機関と職場を結ぶ役割をもつもので、妊婦さんの状態にあわせて医師が指導した内容を会社に伝えることができます。
切迫早産や悪阻、流産の危険性がある場合、体調不良で自宅療養や通勤時間短縮などが必要と判断された場合は、会社に申し出ることができ母健連絡カードといわれています。
有給・無給は会社の制度によって異なりますが、つわりがひどい場合も医師に相談し母健連絡カードを利用することができます。
長期療養が必要な場合は診断書の提出を求められますが、母健連絡カードは診断書の役割も兼ねているので通常の場合診断書を取得する必要はありません。
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通院休暇
妊婦検診を受けるために会社を休む場合は通院休暇を申請することができます。
健康診査等を受診するために確保しなければならない回数
- 妊娠23週までは4週間に1回
- 妊娠24週から35週までは2週間に1回
- 妊娠36週以後出産までは1週間に1回
引用:男女雇用機会均等法
有給・無給は会社の制度によって違いますが、妊婦健診に通院するためのお休みは、ボーナスや査定に響く欠勤扱いにすることは法律で禁止されています。
また、通院の際にタクシーを使った場合は、医療控除の対象になるので領収書を取っておいてくださいね。
通勤ストレスの軽減
妊娠初期はお腹が目立たないだけでなく、つわりのトラブルも多くラッシュ時の通勤で体調を崩すことも考えられます。
妊娠中期・後期もラッシュ時の通勤は大変ですよね。
医師から混雑時の通勤が難しいと診断された場合は、交通混雑時を避けて出勤させてもらうように申し出ることが出来ます。(男女雇用機会均等法 第13条)
自宅から職場までの通勤距離や混雑具合にもよりますが
- 勤務時間を30分〜60分短縮してもらう
- フレックス制度を利用し、始業・終業時間をずらす
などの緩和措置を会社と話し合い決めることができます。
会社での特別扱いが気になる方もいると思いますが、赤ちゃんと母体の命を優先するために医師が判断する措置ですので申請するようにしましょう!
働き方の変更
妊娠中は今まで通りの体調で過ごせない人もいます。
医師から指導があった場合は、負担の少ない働き方を考えなければいけない時もあります。
- 妊婦の軽易業務転換
妊娠中の負担になるような激務や立ちっぱなしの仕事の場合、軽易な仕事に変更してもらうことができます。
- 休憩に関する措置
医師から指導があった場合は、妊婦が休憩を申し出ることで休憩時間の延長や回数の増加などの措置をとってもらうことができます。
その他の妊婦と赤ちゃんを守るための取り決め
- 妊産婦等の危険有害業務の就業制限…有害な業務に就くことはできない
- 妊産婦に対する変形労働時間の適用制限…請求すれば1日及び1週間の法定労働時間を超えて働く必要はない
- 妊産婦の時間外労働、休日労働、深夜業の制限…請求すれば時間外労働や、休日出勤、深夜の労働をする必要はない
有害な業務とは?
腹部を圧迫する作業や有害ガスが発生する場所での業務、重いものを持つ作業などが有害な業務と定められています。
無理な仕事が母体に与える影響
立ち仕事
妊娠初期は流産の一歩手前である「切迫流産」が起こるリスクが高い時期です。
切迫流産の原因は特定できないことがほとんどで、立ち仕事との因果関係を示す化学的データはありません。
しかし、長時間立ち続けることで足がむくみお腹の張りを感じる事や血行が悪くなり冷えにつながることも考えられます。
下半身が冷えすぎると子宮の血行が悪くなり、胎児の発育に悪影響を与える可能性もあるようです。
また、オランダのエラスムス大学医療センター保育士や教員、販売員など長時間たち仕事をしていた妊婦さんのデータ研究がおこなわれました。
結果、生まれてきた子供の頭囲が平均より1㎝ほど小さく、出生体重が148g〜198g少なかったと報告されています。
ただし、「妊娠中の重労働・長時間労働と、胎児の発育の遅れや早産との間に、強い関連性があるとはいえない」と結論づけられています。
あくまで研究結果の一つですが、妊娠初期は特に体調に気をつけながら無理のない範囲で働くことを心がけましょう。
座り仕事
長時間同じ体制で座ってることで、腹部を圧迫し吐き気やむくみの原因になることがあります。
また、運動不足による体重の増加や体の冷えなども考えられます。
座り仕事の場合は、適度に簡単なストレッチをしたりすることを心がけましょう。
休暇や退職を考えた方がいいケース
妊娠してもこれまでと同じように働けるママもいますが、妊娠中の母体と赤ちゃんの状態は人それぞれ。
ママの体と赤ちゃんの成長を最優先に考えて、長期休暇や退職を考えた方が良いケースもあります。
週数別の様子
妊娠初期(妊娠1〜4ヶ月)
妊娠して最初に感じる変化はつわりだと思います。
つわりの症状は人によってさまざまです。軽い吐き気であれば休憩をこまめに取ることでやり過ごせるかもしれません。
しかし、食事が取れなくなってきたり貧血の症状が見られる場合は要注意です。
また、妊娠初期は流産の可能性が一番高い時期です。
下腹部の張りや出血がみられる場合は仕事を休むことをお勧めします。
次の記事でつわりの症状別に対処方法を紹介しています。
仕事を続けるママも多いと思うのでつわり対策でうまくのりきりましょう!
妊娠中期(妊娠5〜7ヶ月)
妊娠初期でつわりの症状があった人も次第に減り、安定期に入るのが妊娠中期です。
赤ちゃんはお腹の中でグングン育っているので無理は禁物です。
また、この頃に食欲が増してくる時期なので、尿タンパク、むくみ、尿糖の数値に注意が必要です。
妊婦健診でひっかかった人は、食生活の見直しや安静にしなければならないこともあります。
妊娠後期(妊娠8〜10ヶ月)
妊娠後期は赤ちゃんがいつ産まれてもおかしくない時期です。
ここまで順調に働いてきたママも、お腹が大きくなり少し動くだけでも疲れるように。
体調がすぐれない場合は無理をせず早めの休暇や退職を考えてみては?
力仕事
「妊娠中に重い荷物を持ってはいけない」と聞いたことはありませんか?
妊娠中に重いものを持ったり、力仕事をすることによって
- 腹筋に力が入り子宮が下がる
- 腹筋に力を入れることで子宮口が広がる
- 転倒する危険性
- 貧血になりやすい危険性
が考えられます。
仕事が力仕事で重労働の場合は退職するのがベストですが退職できない人もいますよね。
その場合は一時的に配置転換を会社にお願いしたり、こまめに休憩をとるなど無理をせず仕事を続けるようにしてください。
精神的な負担
仕事や職場での人間関係に大きなストレスを感じている場合は、退職することも考えてみてください。
慢性的なストレスは赤ちゃんの成長にいい影響を与えません。
会社の理解度
労働基準法では、妊婦に重いものをもたせたり危険な業務をさせてはいけないと定められています。
また、妊婦が業務負担軽減のために配置換えを申し出た場合、会社は拒否できないことになっています。
このように妊娠しても安心して働ける法律があるので、仕事が負担だと感じた場合は上司や会社に相談してみましょう。
しかし、職場が考慮してくれない事もあります。
相談しても改善の余地がない場合は、母体と赤ちゃんの命を最優先にし退職することも考えてみましょう。
妊娠中も仕事を続ける場合の22つの心掛け
①上司(会社)に妊娠の報告
妊娠がわかると不安になり、上司や会社に報告するのを遠慮してしまうケースが多いようです。
しかし、妊娠中も安心して働けるように労働基準法があるのです。
つわりの症状がつらい時期でも、上司に報告することで会社は考慮する必要があります。
遠慮せず伝えるようにしましょう。
▶︎職場への妊娠報告のいつ?最適なタイミングと好感がもたれる伝え方
②長時間勤務
長時間勤務が続くことでの疲労やストレスによって、赤ちゃんに影響を与える可能性が考えられます。
つわりなどの症状が軽く、妊娠前と同じように長時間勤務をする場合もあるでしょうが、急に体調を崩し長期間安静が必要になる事も考えられます。
妊娠中は無理をせず、赤ちゃんの事を最優先に。
③立ちっぱなしの仕事
妊娠初期はつわりなどの症状による体調不良。
安定期に入ってからも立ちっぱなしの仕事は腰痛などのリスクが高くなります。
赤ちゃんの成長のためにも立ちっぱなしの仕事は控えましょう。
④重いものを持ち運ぶ
妊娠中に重いものを運ぶのは、子宮が下がってきたり腹筋に力が入る事で子宮口が広がってしまうリスクがあります。
できるだけ避けるようにしましょう。
⑤身体を冷やす
寒い場所での業務や、冷たい水に長時間触れる業務の場合、血流が悪くなり体調を崩す恐れがあります。
血液は、お腹の赤ちゃんへ栄養や酸素を運ぶ大切な役割があります。
赤ちゃんの発育を阻害させないためにも、暖かい環境での業務を会社に配慮してもらいましょう。
⑥休暇が取れる環境
仕事への責任感や周囲の目が気になって休暇を取る事をためらう妊婦さんも多いようです。
妊娠中は体調を崩す事もあるため、無理をしないことが大切です。
休暇を取りやすい環境作りやサブ的な業務に回してもらうなどの措置を会社と相談してみてはどうでしょうか?
⑦ヒールの高い靴
妊娠前はカッコいいスーツを着こなし、高いヒールでバリバリ仕事をこなしていた人もいるでしょう。
しかし、ヒールの高い靴は転倒するリスクが高く母体や赤ちゃんに危険を及ぼします。
お腹が大きくなってくると足元が見えづらくなるので危険度が増します。
⑧自動車の運転
長時間、同じ体制で車に乗り続けると血行が悪くなり、エコノミー症候群を引き起こす可能性があります。
車に乗る業務の妊婦さんは、休憩をこまめに取るなど血液の流れが悪くならないように心がけましょう。
⑨自転車やバイク
自転車やバイクは転倒する危険性があります。
また、お腹への振動や衝撃が大きいのでお腹が張る事もあります。
妊娠中は自転車やバイクに乗らない業務につけるように会社と相談しましょう。
⑩パソコンなどのオフィスワーク
オフィスワークの場合は重労働ではありませんが、クーラーの効きすぎに注意しましょう。
膝かけやカーディガンなどで身体を冷えから守る工夫を。
また、パソコン作業などの場合は肩こり、腰痛、頭痛、目の疲れなどの症状が起きやすくなります。
ストレッチなどで身体をほぐしたり、こまめに休憩するなどの工夫を。
パソコンの画面から出る電磁波は、極微量なので赤ちゃんへの影響は無いと言われています。
⑪ストレス
母体やお腹の赤ちゃんにとってストレスは悪影響を及ぼすことがあります。
仕事によるストレスが多い場合は早めに産休を取るなど考えてみてはいかがでしょうか?
⑫医療関係の仕事
病院などの医療関係の仕事の場合、風邪やインフルエンザなどのウィルス感染対策が必須です。
もしリスクが高い業務の場合、配置換えなどの措置を検討してもらいましょう。
⑬幼稚園・学校の先生の場合
幼稚園や学校など子供が多く集まる場所での勤務は、風疹やりんご病などの感染対策に注意が必要です。
妊娠前に予防接種を受けたり、抗体をもっているかの検査をしておくと安心です。
⑭夜勤のある仕事
夜勤の業務は妊娠中の母体やお腹の赤ちゃんにとってあまり良くありません。
勤務時間の変更や配置換えの措置、早めの産休などの対策を考えてみてはいかがでしょうか?
⑮製造業
有毒ガスや危険物の取り扱いがある製造業の場合は、会社は妊婦の安全を考慮する必要があります。
労働基準法で「妊産婦を妊娠、出産、保育等に有害な業務につかせてはならない」と定められています。
該当する場合は会社に相談を。
⑯仕事ばのタバコや副流煙
副流煙は母体やお腹の赤ちゃんへ悪影響を及ぼすと言われています。
タバコの煙が充満するような職場の場合は、喫煙場所の指定や配置換えを申し出ましょう。
⑰退職の強制
男女雇用機会均等法により、妊娠による退職の勧めは禁止されています。
もし違法に退職を勧められた場合は違法ですので辞める必要はありません。
⑱育児休業の拒否
「育児休業に前例がない」と拒否される場合があるかもしれません。
しかし「育児、介護休業法」で育児休暇の取得は認められているため会社は守る必要があります。
⑲産後すぐの職場復帰
労働基準法では「産後8週間を経過しない女性を働かせてはならない」と定められています。
ですので、会社は産後すぐに職場復帰を強要することはできません。
▶︎産休・育休ってどんな制度なの?期間やもらえる金額をチェック!
⑳自分の体と相談する
仕事によるストレスを感じる人が多いように思われがちですが、家でじっと過ごすほうがストレスが溜まるという人もいると思います。
ストレスを感じるポイントや、妊娠中の体調は人それぞれ。
妊娠中は自分の体調とお腹の赤ちゃんの成長を第一に、自分の体と相談して仕事をするようにしましょう。
㉑周囲へ過度の理解を求めるのはNG
妊娠中に体調が悪く休みがちになってしまった場合、「同僚の態度が冷たい」など思う事もあるかもしれません。
周囲の理解を過度に期待するとそのギャップで気分が落ち込んでしまいます。
冷たい態度を感じたときは、理解を期待するのではなくお腹の赤ちゃんのためにも心を広くもって対応しましょう。
㉒休みがちになる事もあるかもしれない
つわりの症状が強い人もいれば、ほとんどつわりが無い人もいます。
妊娠中は思いもよらない体調不良に見舞われることも。
妊娠期間を元気に過ごせることに越したことはありませんが、こればかりはその時になってみないとわかりません。
休みがちになるかもしれないということを念頭におき、早めに産休の相談をするなどの対策をすれば不安が少し減るかもしれませんね。
妊娠初期のつわり対策は?
妊娠初期はつわりで体調不良が続きやすい時期です。
この時期をどのように乗り切るのかがポイントになります。
勤務時間を相談する
つわりで辛いときは、できるだけ残業をせず定時で帰る。
勤務時間を短くしてもらうなどの措置をお願いしてみましょう。
無理はしない
体調がよくない時は無理をせず休む勇気を。
妊娠中は集中力が低下することもあります。
無理をして仕事をすることで逆にトラブルが起きてしまう可能性も。
匂いつわりはマスクで予防
つわりの時期は、これまで気にならなかった匂いで体調が悪くなることもあります。
マスクをすることで匂いが軽減することができますし、風邪などの予防にもなります。
食べづわりはクッキーやチョコで
空腹で気持ちが悪くなる食べづわり。
一口サイズのクッキーやチョコを常備すると便利です。
しかし食べ過ぎは良くないので、食事の量を減らして食べる回数を増やすことが有効です。
こまめに休憩する習慣を
妊娠前と同じように仕事をこなそうとすると、体調を崩してしまう可能性があります。
妊娠中はこまめに休憩することを意識しましょう。
産前産後休業、育児休業の仕組みは?
妊娠すると産前産後休業(産休)や育児休業(育休)の経済支援を受けることができます。
産前産後休業(産休)とは?
産前休業は出産予定日の6週間前から取得可能で、予定日を過ぎても継続できます。
双子以上の妊娠の場合は14週前から取得することができます。
産後休業は出産日の翌日から8週間でこの期間は仕事をする事はできません。
ただし、医師が認めた場合のみ産後6週間後から仕事復帰が可能です。
育児休業とは?
子供が1歳になるまで希望すれば育児休暇を取得することができます。
育児休暇は男女問わず取得でき、一定の要件を満たすことで2歳まで延長することができます。
また、正社員ではないパートやアルバイトの場合も一定の条件を満たすことで育児休暇を取得できます。
[links]▶︎えっ!産休と育休って違う制度なの?損をしないために違いを知ろう![/links]妊娠した!いつまで仕事を続けましたか?
仕事をしながら働くママ(ワーママ)にいつまで仕事を続けたのか聞いてみました。
職種によってもさまざまなので、ぜひ参考にしてくださいね。
立ち仕事が多い仕事
- 営業でしたが立ち仕事が多く、足がむくみやすかったのと車を運転することが多かったので、妊娠7ヶ月から早めの産休に入りました。
会社の外に出てることが多かったので、仕事中は自由に休憩することができたのはよかったですね。 - 接客業で立ち仕事がメインです。
ヒールを履くこともあったので正直しんどかったです。
女性が多い職種でライバル意識が強かったため、意地でも辛い顔はせず妊娠9ヶ月まで働きました。 - レジのパート(週4〜5)で1日のほとんどが立ち仕事でした。
つわりの時期はパートをお休みしましたが、つわりが治まってからは8ヶ月まで問題なく仕事することができました。
赤ちゃんも元気に生まれましたよ。 - ショップ店員です。
できる限り長く働くつもりでしたが、妊娠6ヶ月ごろからお腹が大きくなり疲れることが多くなったため退職してしまいました。
人にもよるかと思いますが、体が思うように動かなくなるので1日中立っているのは辛かったです。
デスクワーク
- ほとんどパソコンの前に座っているので、妊娠しても大丈夫かと思っていましたが、妊娠8ヶ月を過ぎたあたりから、同じ姿勢をしてることに疲れるようになりました。
それでも妊娠10ヶ月まで仕事を続けました。 - 家で家事をしているより、会社で仕事をしている方が楽だったので臨月まで働いていました。
- デスクワークなので、体に負担は少ないと聞いていましたが、前置胎盤になってしまい妊娠8ヶ月で緊急入院。
そのまま産休に入りました。
体験談では、やはり立ち仕事の方が仕事を休むタイミングが早いように感じられました。
しかし、デスクワークだからといって安心できるわけではありません。
妊娠中の体調やトラブルには個人差があるので、自分の体と相談して仕事を休む(辞める)タイミングを決めるようにしてくださいね。
妊娠中はママの体と赤ちゃんの成長を大切に!
働く女性が妊娠した時に「仕事はどうすればいいのか?」と悩むかもしれません。
しかし、妊娠した女性の保護は様々な条例で定められています。
これまで、産休や育休と無縁だった会社では、どのような配慮をすればいいのが手探り状態のことも。
そのため、利用するママ自身が制度を正しく理解することは大切ですよね。
また、仕事のことばかり気になってママやお腹の中の赤ちゃんのことがおろそかになりがちです。
妊娠初期は葉酸サプリの摂取を厚生労働省が推奨しています。
忘れず摂取するようにしましょう。