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双子を妊娠!産休はいつから取れる?期間やしくみが知りたい!

双子 産休 期間 妊娠・出産

病院で「妊娠おめでとうございます!」と言われて喜んだのも束の間・・・
「双子ちゃんですね」と言われてびっくり!!
産休制度の利用を考えていたけれど、双子の場合も単胎妊娠と変わらないのかしら?

双子の妊娠で、産休の取り方や期間が変わるのか、単胎妊娠の場合と何がどう違うのかを比べながら、双子育児真っ最中の筆者がわかりやすく紹介します。

産休の制度をしっかりと理解し、上手に有効活用して双子ちゃんを笑顔で迎えられるように準備を整えましょう。

産休の制度について~しくみや期間~

産休の期間

一般的に「産休」と呼ばれていますが、正式な名称は「産前産後休暇」といいます。
どれだけ健康に自信のある女性にとっても、出産というのは母子ともに命を懸けたできごととなりますよね。

そのため、出産の前には安心して仕事を休み出産に備え、産後には心身ともに休めて新しい家族を迎えた生活を始められるよう考慮されています。
産休については、労働基準法で取得できる機関などが定められています。詳しく見ていきましょう。

産休が取得できる期間はいつから?

一般的な出産(今回の場合は単胎)の場合、産休は「産前6週間」となっています。
基準となる日は「出産予定日」です。

つまり、妊娠中に医師から告げられる「出産予定日」の6週間前から産前の休暇を取ることができます。

とはいえ、出産はなかなか予定日通りとはいきません。
赤ちゃんが予定日より早く生まれてしまった場合は、産前の休暇が6週間より短くなってしまいます。逆に、赤ちゃんが予定日より遅れて生まれた場合には、産前の休暇が6週間より長く取れることになります。(ちょっとラッキー)

産休はいつまで取れるの?

一般的な出産の場合、産休の終わりは「出産から8週間」となっています。
基準となる日は「出産した日」となりますので、誰もが8週間の産後の休暇を取ることができます。

双子の妊娠で取れる産休は増える?そのまま?

双子 産休 期間

では、妊娠している子どもが多胎(双子や三つ子など)の場合の産休はどうなるのでしょうか。
多胎の妊娠は、母体への負担はもちろん赤ちゃんにもいろいろなトラブルが起きやすいとされています。そのため、単胎の妊娠時より長く産休が取れるように配慮されています。

多胎妊娠の産前休暇について

多胎を妊娠した妊婦は、産前の休暇を14週間前から取ることができます。
単胎の妊娠では6週間ですから、実に倍以上!
でも、多胎妊娠の場合は「安定期がないと思え」などと言われます(筆者も医師に言われました)し、管理入院することも多いようですので(筆者も経験しました)、長いに越したことはありません。
有効に活用しましょう!

多胎妊娠の産後休暇について

産後の休暇については、多胎の妊娠でも単胎の場合と同じ8週間取れることになっています。

ですが、筆者の経験から言うと多胎育児の生活に慣れるには時間がかかりますし、ママが子どもと一緒に退院できるとも限りません。産後についても単胎の妊婦さんより長めに休ませていただきたい限りです。

気になる!産休中のお金について~もらえる給料・手当~

双子 産休 給料

妊娠・出産は何かとお金も必要ですが、産休中は仕事を休むことになりますよね。そうなると、収入はどうなってしまうのでしょうか。

給料は出ないことが多い

勤務先の就業規則にもよりますが、産休中の給料については労働基準法で定められた規則がないため、支払わないとしている会社が多いようです。

ですが、「それなら産休は無理に取らない!」と思わないでください。
きちんと救済してくれるシステムがあります。

出産手当金で給料の2/3を補てん

健康保険組合や共済組合に加入している場合には、「出産手当金」が支給されます。支給額は「標準報酬日額の2/3相当額」で、対象期間は産休を取得している期間中です。

つまり、「標準報酬日額の2/3相当額×産休日数分」の手当金が支給されるのです。働いているよりも収入は減りますが、2/3相当がもらえるとなると「産休っていいな」と感じませんか。

1つ気をつけたいのは、出産手当金は国民健康保険の加入者には支給されないということです。
事前に自分の加入している健康保険の種類などを確認しておくようにしましょう。

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双子の妊娠、出産までに気をつけたいポイント

双子 出産 気をつけること

さきほども紹介しましたが、多胎の妊娠は「安定期がないものと思え」と言われます。
体調が良いつもりでも、決して無理はしないように心がけましょう。

そして、産後は8週しか産休が取れません。
引き続き育休を取るのか、自治体や民間のサービスを利用して職場に復帰するのか、など事前に考えておくようにしましょう。

おなかが大きくなってくると動くこともままならなくなります。(予定日の1・2か月前には単胎妊娠の臨月くらいになります)
なるべく早いうちにサービスを利用する場合の手続きなどについても調べておくのがいいでしょう。

双子ママの産休体験談

実際に双子を妊娠したママの産休体験談を紹介します。
産休を実際に取得した時期や期間は人それぞれのようですね。

私の場合は15週の時はすでに引き継ぎを開始してました
一卵性の双子ということもあり、いつ入院になるかわからなかったので早めの引き継ぎをお願いしました

16週くらいからすでに張りがひどくなってきて
20週くらいからはもう週三回くらいしか出勤せず(有給使いました)
22週にはチェックのために2日くらい出勤して
そのまま欠勤扱いで産休にはいりました

yahoo知恵袋より

 

去年一卵性の双子を出産しました。
事務職です(現在育休中)

多胎妊娠は14週前から産休に入れます。
私は26週(14週前)まで働きました。

実際は産休までぎりぎり通勤出来たという感じです。
もうその頃はお腹は臨月並の大きさだったので歩くのもえっこら、えっこら…という感じにやっと歩いていました。

yahoo知恵袋より

いざという時に慌てないために、しっかりと準備を

単胎妊娠よりも高リスクと言われる、多胎妊娠。思わぬ入院があるかもしれない・出産が早まるかもしれないということを常に頭に入れつつ、早いうちから出産・産休の準備は進めておくようにしましょう。

産休が取得できる期間を知っておくことも大切ですが、取得するための手続きや出産後にしなければならない手続きについても調べておくと、いざという時に慌てなくて済みますよ。

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