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【注目】妊娠初期のつわりは症状別に対策することで軽減できる!その対処法は?

つわり対策と対処方法 妊娠・出産

気持ち悪くて何も食べたくないのに、食べないと気持ち悪い・・・。
全ての匂いが気持ち悪い。

妊娠がわかり幸せないっぱいなのに、つわりが酷いと台無しに。

つわりは個人差が大きく、症状もさまざま。
症状別に対策することで、つらさを軽減することができますよ。

今回は、先輩ママの体験談を交えながら妊娠初期のつわり対策について紹介します。
赤ちゃんの成長を考えて、みんなで乗り切りましょう!

つわりはいつからいつまで続くの?

つわりは妊娠初期の5週〜6週頃にはじまり、妊娠5ヶ月(16週頃)まで続く人が多いです。
しかし、つわりは個人差があり全く感じない人もいれば、出産までつわりが続く人もいます。

「つわりはありましたか?」というアンケート結果(グラフ参照)を見ると、約80%の人がつわりを経験しています。

 

つわりはありましたか?

画像:コンビタウ

 

つわりの主な症状は、吐き気や食欲不振などの胃腸症状が思いうかぶと思いますが、眠気やだるさ、食べ物の嗜好の変化、頭痛など実はさまざまな症状があるんです。

▶︎つわりはいつからいつまで?平均的な期間と先輩ママの症状を徹底解説!

妊娠中に経験するつわり5つの症状とは?

つわりの種類と対策

①吐きつわり

つわりの中でも半数以上の人が症状を訴えるのが吐き気です。
同じ吐きつわりでも、動くと吐き気がする人、食事の後に吐き気がする人、空腹時に吐き気がする人など、吐き気を感じる時間帯が色々あるようです。

吐きつわりは実際に嘔吐することがなくても、胸焼けや胃がムカムカするなどの症状が続くこともあります。

つわりの原因はまだ特定されていませんが、妊娠するとヒト絨毛性ゴナドトロピンというホルモンの分泌量が増加したり、葉酸やビタミンB6の不足が関係しているのではないかと考えられています。

②食べつわり

食べつわりは空腹感を感じると胸焼けがし、吐き気を感じやすくなる症状です。
ずっと食べ続けないといけない状態になります。

一方、食べすぎてお腹がいっぱいになって気分が悪くなることもあるため、食べるものや量に注意が必要です。
人によっては、空腹感はないけど口に何か入ってないと落ち着かない場合もあります。

③においつわり

においつわりは、においに敏感になる症状です。
これまで好んでいたアロマや石鹸の香り、食べ物のにおいが苦手になることがあります。
また、夫の体臭が急に不快になる妊婦さんも。

「炊きたてのご飯のにおいで気分が悪くなる」という話を耳にすることが多くありますが、これはにおいつわりの症状です。

苦手なにおいが増える一方、これまで気にしてなかったにおいが好きになる場合もあります。
ティッシュなどの紙のにおいや土のにおいなど好きになるにおいもさまざまで面白いですね。

④眠りつわり

眠りつわりとは、しっかりと睡眠をとっているにもかかわらず、昼夜問わず眠気を感じるつわりの症状です。
医学的な用語ではありませんが、妊婦さんに現れやすい症状を現したものです。

ぼーっとしてしまう症状から、全身がだるくて動きたくても動けないような思い症状まで人それぞれですが、判断力や注意力が低下しやすいので、車の運転や仕事・作業には注意が必要です。

眠りつわりの原因もはっきりと解明はされていませんが、妊娠初期に増えるプロゲステロンという黄体ホルモンの影響ではないかと考えられています。

▶︎娠初期の眠気はいつまで続くの?原因と対策まとめ

⑤よだれつわり

よだれつわりは唾液の分泌が多くなり、口から溢れるほどのよだれがたまってしまうことも。
よだれのねばっとした感触が不快に感じ、吐き気につながる場合もあります。

つわりの中では比較的マイナー症状のため、周囲から理解されにくいので対策が必要です。

吐きつわりの対策・対処法

ここからは、つわりの症状別に対策や対処法を紹介します。

つわりはいつからいつまで?

栄養よりも食べられるもの優先に

妊娠中は栄養のことを気にするママも多く、吐いてばかりだと「赤ちゃんに栄養届いてる?」と心配になりますよね。

でも、この時期はママの体調を最優先に!
栄養のことを考えてストレスをためるより、食べられるものを口にするだけで充分です。

消化に良いものを食べる

妊娠中はホルモンバランスが変化することで、胃腸の動きが鈍ることもあります。
食べ物の消化不良は胸焼けや吐き気の原因になることもあるので、なるべく胃腸に優しい食事を取るようにしましょう。

脂質や食物繊維が少ない食材をやわらかく調理することで、消化しやすくなるといわれています。
ただし、便秘解消につながる食物繊維は体調と相談しつつ適度にとりいれたい食べ物です。

お粥や煮込みうどん、スープなどの温かい食べ物がおすすめ!
また、野菜を食べたい場合は生野菜より大根や人参などを煮た物の方が食べやすいです。

水分補給はしっかりと

吐きつわりタイプの場合、食べても飲んでも気持ち悪いので水分補給をおろそかにしがちです。
さらに、嘔吐を繰り返すことによって水分や電解質(イオン)が不足してしまう場合もあります。

水分不足はつわりの症状を悪化させるだけでなく、脱水状態になってしまう危険性もあるので注意が必要です。
効率的に電解質を補給できるスポーツドリンクや経口補水液などを飲むようにしましょう。

また、妊娠中は嗜好が変化していることもあるので、自分に合う飲み物を探してみるといいですよ。

▶︎妊婦さんにおすすめの飲み物15選!水分と栄養を効率よく摂取しよう

少量ずつ複数回に分ける

一度にたくさんの物を食べると吐き気が強くなることが多いので、少量ずつ回数を分けて食事をとるとことで吐き気が軽減されます。

1日5食ぐらいに分けることで、空腹時間も減るため食べつわり対策としても効果が期待できます。
なんども食事を作るのは大変なので、小さなおにぎりを用意するなど工夫してみてはどうでしょうか?

体調の良い時間に

吐きつわりの症状がある妊婦さんも、時間によって体調の波があります。
1日のうちで調子の良い時間と悪い時間が出てくると思うので、悪いときは積極的に休息し、良いときに食事をするようにしてみましょう。

食べつわりの対策・対処法

食べつわりの対処法

すぐにつまめる物を用意する

就寝中や寝起きは空腹で吐き気が強くなる傾向があります。
目覚めたときに口に入れられるものを近くに用意しておくと、気持ち悪くなる前に対処できます。
個別包装のクッキーやスティックパン、小さなおにぎりやラムネ・あめなどが重宝します。

軽食を持って外出する

食べつわりは常に何か食べていたい症状。それは外出先でも同じです。
バッグの中におしゃぶり昆布やクッキー、一口サイズのパンやおにぎりなど用意しておくと安心です。

「食べ物を持っている」という安心感だけで症状が軽減される場合もあるんですよ。

また、仕事中や電車での移動時はあめやガムなどが重宝します。
あめやガムに飽きた人は、一口サイズのゼリーやグミなどはいかがでしょうか?

作り置きしておく

お腹がすいた!何か食べたい!と思ってから準備をすると、先に気持ち悪くなってしまい準備が進みません。
そこで、調子の良いときに作り置きして冷蔵・冷凍しておくと重宝します。

特に野菜スープは消化も良く体も温まるのでおすすめです。
お粥も冷凍できるので、小分けして冷凍しておけばすぐに食べられて便利です。

においつわりの対策・対処法

においつわり 対処法

嫌なにおいは避ける

においつわりの特徴は、苦手なにおいと好きなにおいがはっきりと分かれます。
苦手なにおいの記憶は強く、思い浮かべるだけでにおいがよみがえり気持ち悪くなる人も。

苦手なにおいには近づかないようにしましょう。

石けんや洗剤のにおいが苦手になった場合は、無臭のものに変えてみる。
体臭が気になる人は洗濯をこまめに。
部屋のにおいが気になる人はこまめに喚起するなどの工夫が、つわり症状の軽減につながります。

マスクやハンカチを常備

ありきたりな方法ですが、マスクやハンカチでにおいを遠ざけましょう。
マスクなどは口臭がつきやすいため、そのままにしておくと症状が強くなってしまうことも。
替えのセットを常に準備しておくといいですね。

好きなにおいをみつける

においつわりは苦手なにおいがある一方、これまで気にしてなかったにおいが好きになることも。
好きなにおいがある妊婦さんは、近くにそのにおいを置いて気持ちを落ち着かせてみましょう。

眠りつわりの対策・対処法

眠りつわりの対策

眠いと感じたら寝る

妊娠中はホルモンの影響で、夜にぐっすり眠れないことも。
また、眠気やだるさなどの体調の変化もあります。

妊娠中は無理をせず、眠気を感じたら日中でも横になるなど体のサインに合わせて積極的に休みましょう。

働いてるママは仕事中に横になることは難しいかもしれません。
椅子に座って5分だけでも良いので目を閉じてリラックスしてみてください。

体を動かす

妊娠中の無理な運動は危険ですが、軽い散歩やストレッチはリフレッシュにぴったりです。
首や腕を回すだけでも血行が良くなりスッキリしますよ。

ガムを噛む

仕事中や運転中など休息できない場合は、ガムを噛むことで眠気を軽減しましょう。
妊娠中は虫歯になりやすくなっているので、キシリトールなどの糖分の少ないものを選んでくださいね。
また、一部のガムにはカフェインが含まれているものもあるので注意が必要です。

冷たい水で顔を洗う

冷たい水で顔を洗うと、脳の血流が良くなり一時的ですが目が冴える効果が期待できます。
メイクをしている時は、手を冷たい水につけるだけでも眠気が和らぎますよ。

よだれつわりの対策・対処法

こまめによだれを吐き出す

よだれが大量に出るからといって、何度もトイレや洗面所へいくのは大変です。
しかし、よだれつわりのときに出るよだれは、ネバつきや苦味を感じて不快感が強く口の中にためると気持ち悪さが増してしまいます。

そこで、ティッシュや大きめのタオルなどを持ち歩くと良いでしょう。
ティッシュやタオルでは対処できないほどよだれの量が多い場合は、枕元に洗面器を置いたりエチケット袋を持ち歩くなどしましょう。
持ち歩く場合は消臭袋やジップつきに密閉バックが役に立ちます。

また、外出時は空のペットボトルが重宝します。
ペットボトルをケースに入れてしまえば、外から見えることもありません。
飲み物を飲むフリをしながらよだれの処理をしましょう。

よだれつわりにはビタミンB6が有効?

一部の説によるとよだれつわり(唾液過多症)は副腎皮質ホルモンの増加が原因だといわれています。
副腎皮質ホルモンはストレスホルモンと呼ばれており、セロトニンという神経伝達物質が減少することで増えてしまいます。

セロトニンの減少はビタミンB6不足が原因だとされているので、ビタミンB6を摂取することでよだれつわりが軽減されます。

よだれつわりにビタミンB6

画像:簡単!栄養andカロリー計算

つわりで食べることだけでなく調理もつらいことがあります。
その場合は、ビタミンB6が含まれた妊婦さん向けのサプリもあるので活用してくださいね。

妊娠初期にできるつわり対策(日常編)

ここまで症状別につわり対策をみてきましたが、他にもつわりを軽減させる対策があるので紹介します。

つわり対策 リラックス

ゆったりとした服装で

つわりが始まる妊娠初期は、まだお腹が目立たないため妊娠前と同じ服装のことがおおいかもしれません。
しかし、体にフィットするような服装は胃腸の働きをにぶらせつわりの症状を強くしてしまう可能性も。

また、吐き気や胸焼けの症状がある場合も窮屈な服装によって不快に感じてしまうこともあります。
つわりの時期はゆったりとしたデザインの洋服を選ぶようにしましょう。

リラックスできることを

つわりに敏感になりすぎてストレスから症状が重くなることも。
この時期はなるべくリラックスして過ごせるようにすることも大切です。

無理せず休む

つわり時期だけではありませんが、妊娠中はホルモンのバランスが大きく変化し、心身ともに変化がある時です。
思うように動くことができずストレスがたまるかもしれませんが、無理をせず身体を休めるようにしましょう。

先輩ママに聞いた!私がやってたつわり対策

先輩ママのつわり対策

食べづわり:ゆきさん(32歳・第一子)
空腹を感じる前に、かためのグミを食べていました。 こんにゃくゼリーをチビチビ食べることも。 どうしてもダメな時はスープ春雨が重宝しましたよ。


食べつわり 眠りつわり 吐きつわり:ぴーすけさん(28歳・第二子)

ネットで見かける全てのつわり症状を経験。
食べるのもダメ。空腹もダメ。夫どころか子供の匂いすら受け付けない状態で常に眠たい。

1人目妊娠時はつわりはほとんどなかったので、本当に辛かったです。上の子の世話もあったので自宅で母の手を借りながら頑張りましたが、最終的に入院することに。24時間点滴をしながらひたすら寝てました。

なんと!3日で復活!退院後は吐き気はたまにありましたが、これまでのつわりが嘘のように治り無事出産することができました。
点滴が効いたのか、ずっと寝てたのが効いたのかはわかりませんが、本当にひどい方は早めにお医者様に相談することをおすすめします。

自分に合うつわり対策をみつけて乗り切りましょう!

妊娠初期のつわり対策

つわりの症状は個人差があり対策もこれが正解!というものはありません。
今回紹介した対処法を参考に自分にあう方法を見つけてくださいね。

つわりがあるのはお腹の中で赤ちゃんが成長している証!つい頑張りすぎてしまう人も。
本当に辛い場合は我慢せず医師に相談することも大切です。

またこの時期からつわりだけでなく腰痛に悩まされる妊婦さんも多いです。
腰痛は妊娠初期から出産後まで長いお付き合いになることも。
腰痛は早めの対策で軽減されることもあるので、今からチェックしておきましょう。

▶︎妊娠初期の腰痛は早めに対策!原因とおすすめの対処方法