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幼稚園に入園する年齢を早見表でチェック!2年保育と3年保育のメリットとデメリットは?

幼稚園探しは1年前から 子育て・育児

幼稚園への入園準備は入園の1年前からスタートさせることで、見学や説明会を含めたスムーズな準備を整えることができます。
いつから入園準備をスタートさせるのかポイントとなるのは子どもの年齢です。

入園する年齢によって(年少から又は年中から)準備開始時期が1年も違うのですから、早めに決めておくことが大切ですね。

幼稚園は子どもが幼児期に多くを学ぶ大切な場所。
何歳から入園させるかは地域性や近くの幼稚園の制度も大きく影響しますが、やっぱり家庭の方針を明確にしたいところです。

今回は何歳で子どもを入園させるかについて、それぞれのメリットとデメリットを紹介します。
幼稚園に多い2年保育と3年保育のそれぞれの魅力をしっかり理解できれば、きっと迷いもなくなり入園に向けたスムーズな準備がはじめられますよ。

入園時の子どもの年齢は?

幼稚園は何歳で入園する?

2年保育はその年の誕生日で5歳になる子ども、3年保育は4歳になる子どもが4月に入園することができます。

つまり入園式を迎える4月上旬段階ではほとんどの子どもが2年保育では4歳、3年保育では3歳ということです。
その1年前から入園準備をスタートさえることを考えると、かなり早い段階での決断が必要ですね。

入園時期 3年保育の場合(年少から) 2年保育の場合(年中から)
平成31年4月 平成27年4月2日生から平成28年4月1日生 平成26年4月2日生から平成27年4月1日生
平成32年4月 平成28年4月2日生から平成29年4月1日生 平成27年4月2日生から平成28年4月1日生
平成33年4月 平成29年4月2日生から平成30年4月1日生 平成28年4月2日生から平成29年4月1日生
平成34年4月 平成30年4月2日生から平成31年4月1日生 平成29年4月2日生から平成30年4月1日生
平成35年4月 平成31年4月2日生から平成32年4月1日生 平成30年4月2日生から平成31年4月1日生

どちらにしても小学校準備を含めた幼児教育を受けるには十分な期間です。
2年保育か3年保育かの違いは入園児の年齢であって「2年保育の子どもはできないことは多い」というような心配はありません。
それぞれのメリットを理解した上で、子どものためになる選択ができるよう家庭で話し合ってみましょう。

地域の幼稚園の入園年齢を調べよう

幼稚園の入園年齢

幼稚園に入園する年齢は、地域性や幼稚園の受け入れ状況に大きく影響を受けます。
家庭の方針と合わせて、地域の実情を把握することも大切ですよ。

周囲と足並みをそろえることにもメリットあり

周囲のお友達が何歳で入園するか知ることも、ママの選択肢を広げる1つの方法です。
もちろん周囲に踊らされてしまうことは避けたいですが、地域の実態に合わせることで情報を仕入れやすくなります。

また、知り合いと一緒だと子どももママも安心して幼稚園生活をスタートさせることができますね。

幼稚園の受け入れ状況で確実に入園できる方を選ぶという考えも

幼稚園の受け入れ状況の確認も必要です。
2年保育を予定していたものの、希望の幼稚園は3年保育からの子の持ち上がりで定員に空きがないということになると困ってしまいますよね。

逆に3歳児の受け入れがない幼稚園もあるようです。
近隣の幼稚園の受け入れ状況は、周囲のママや幼稚園のホームページなどでチェックしましょう。

また、注意が必要なのが人気の高い幼稚園に入園を希望する場合です。
競争率の高い幼稚園の場合、年少より1年早い未満児(満3歳児)から幼稚園入園の切符争いが始まることもあるので、早めの準備が必要です。

▶︎【注意】幼稚園探しはいつから始める?1年前では遅い場合も!

▶︎幼稚園と保育園の費用はいくら?高い・安いは収入で決まる!

3年保育のメリットを紹介

幼稚園3年保育のメリット

3歳での入園となる3年保育は、幼児教育を受ける期間が3年もあります。
3歳入園当時はできることも少なかった子どもが、少しずつ立派に成長していく姿を見守れるでしょう。
3年保育のメリットを紹介します。

集団生活で家庭ではできない経験を

3年保育の大きなメリットはなんといっても早いうちから家庭ではできない経験を積めることです。
子どもは3~4歳になると集団行動ができるようになります。

集団生活の中でルールを守ること、お友達と協力することなどを通し様々なことを学習するでしょう。
園外での体験学習なども家庭では教えられないことが多く、早くから集団生活に馴染むことでよりたくさんの刺激を受けることができます。

幼稚園での刺激が発達にも影響する

トイレトレーニングをはじめ必要な生活習慣について、家庭ではついつい甘えてしまう子どもも幼稚園で周囲の子どもから刺激を受けて発達が進むことが期待できます。
言葉の発達においても、集団生活が始まったら急におしゃべりになったという経験を持つママも少なくはありません。
子どもが色々なことをできるようになるための楽しい刺激が幼稚園で待っているでしょう。

ママの時間にゆとりができる

3年保育にすると、2年保育よりも1年早くママの時間にゆとりがもてるようになります。
これまで子どもにかかりっきりで忙しくしていたママは、自分のための時間をもてることがとても嬉しいでしょう。

仕事探しやスキルアップに向けて資格の勉強、趣味を楽しむなど短くても充実した時間をもつことができます。
兄弟のお世話に忙しママも、上の子が幼稚園にあがると少しホッとできますね。

2年保育のメリットを紹介

幼稚園2年保育のメリット

幼稚園は2年保育だったパパやママも多いでしょう。
4歳入園になる2年保育にもメリットがあります。

1年で大きく成長する子どもだからこそ発達を考えて、2年保育に魅力を感じるケースもありますよ。

子どもと長く一緒にいられる

子育ての中で子どもと全力で関われる期間は意外と短いもの。
幼児期は家庭でたくさんの愛情をかけてあげることが、子どもの情緒の発達にも影響します。

2年保育にする大きなメリットは、子どもと長く一緒に過ごせることでしょう。
親子の時間をのんびり楽しみたい、無理に早くから集団生活を求めていないという場合は2年保育がおすすめです。

教育費が1年分浮く

2019年10月からは幼児教育無償化制度がスタートします。

しかし、この制度に給食費や教材費、通園バス代は含まれません。
2年保育にすると単純に1年分の教育費を浮かすことができます。

また、幼い時から英語教育に力を入れている家庭ではプリスクールに通わせていることも。
幼稚園を2年保育にして、浮いた分の教育費はプリスクールに回すことも可能ですね。

▶︎幼稚園無償化はいつから始まるの?2019年4月はホント?

発達がゆっくりな子は集団生活に向けた準備期間に

トイレトレーニングや言葉など発達がゆっくりな子どもは、3歳からの集団生活に不安を感じるママもいるでしょう。
早生まれの子どもと春生まれの子どもでは1年近く差があり、成長に大きな差を感じるかもしれません。

集団生活で刺激を受けて伸びるケースもありますが、周囲に無理に合わせることが子どもに負担になることを心配する場合は2年保育にしてもいいでしょう。
1年かけて家庭でゆっくり集団生活に向けた準備を整えることができます。
翌年の春には、子どももママも安心して幼稚園生活をスタートさせることができますよ。

幼稚園の入園年齢は家族のライフスタイルを優先で

幼稚園 入園 年齢

幼稚園は何歳からにするかは、地域や幼稚園の受け入れなど外から影響を受ける部分もあります。
それらも含めつつ家庭で2年保育、3年保育のそれぞれのメリットを検討してみましょう。

重要なのはママの仕事復帰や兄弟の数、家計、教育方針など家庭での優先順位です。
子どもの幼児期をより豊かにするための選択ができるよう、しっかり話し合ってみましょう。