えっ!お受験するような幼稚園じゃないのに願書に写真貼るの?
普通の幼稚園なのに願書に写真を貼るばしょがあってびっくり!ということは意外と多いようです。
写真館でちゃんとした写真を撮らないと面接で落とされちゃうの?と不安になるかもしれません。
大丈夫です!願書に写真が必要な理由は『先生が子供の名前と顔を覚えるため』のものです。
スナップ写真を切り抜くなどで大丈夫!
でも、できれば避けたい写真もあるので、幼稚園願書に貼る写真について「撮り方」や「服装」「気をつけるべきポイント」などを紹介します。
写真を用意する前に確認しておきたいこと
幼稚園の願書を入手したら、必ず記入例などが書かれた用紙ももらえているはずです。
まずは記入例にしっかりと目を通して、どのような写真が必要なのかを確認しましょう。
幼稚園の願書に貼る写真はなんのためにあるものなの?
幼稚園の願書に写真を貼る理由は2つです。
- 入園する子供の顔を先生が覚えること
- 送迎する両親や家族の顔を先生が知ること
小さな子供たちがたくさん出入りする幼稚園では、確実に園児を預かって確実に保護者に園児を引き渡さなければなりません。
そのため、先生方は入園前から子供と両親(家族)の顔を一致させておくのです。
願書はそのための重要な写真。
必ず幼稚園で指定された写真を貼るようにしましょう。
写真の枚数は?
筆者の息子が幼稚園に入る際に願書に貼付する必要があった写真は、最低2枚となっていました。
1枚めは(大人が履歴書に貼るような感じの)子どものバストアップ・正面から写したもの。
2枚めはお迎えに来ることがある人が写っているもの、という指定がされていました。
もし両親や祖父母が送迎に行く可能性があるのであれば、両親の写真と祖父母の写真が必要なことになります。
家族写真があればいいですが、なければそれぞれの人物が写った写真が必要になります。
写真の大きさは?
写真の大きさについても指定がされている場合がありますので確認をしましょう。
筆者の場合はバストアップのものが3cm×4cm程度のもの、送迎の人の写真は特に指定はありませんでした。
ただし、「顔がはっきりと写っていること」という注意書きがありました。
事前にしっかりと必要な写真の枚数や大きさを把握しておくことで、スムーズに準備ができるようになります。
きちんとメモなどをとって、写真の準備に取りかかりましょう。
幼稚園の願書に貼る写真の撮り方について
たとえ「スナップ写真も可」と書かれていても、子どものバストアップの写真はきちんとしたものを用意しておきたいところです。
それは、たいていの幼稚園ではその写真をもとに先生方が入園までに子どもの顔と名前を覚えてくれるために必要だからです。
たとえば、いつも子どもがニコニコしているからといって、願書に満面の笑顔の写真を貼付したとしましょう。
入園式の日には子どもが緊張して笑っていないことも考えられます。
そんな時、幼稚園の門をくぐった時に先生が「あれ?この子、誰だっけ?」と思ってしまうのは避けたいですよね。
そうなると、笑っていない顔の写真をしっかりと貼付しておいた方がいいことは明らかです。
とはいえ、大人が証明写真を撮るような機械や写真館に出向いて写真を撮る必要があるのか?となると、答えは「NO」です。
自宅でも、ちゃんとしたバストアップの写真は撮ることができます。
筆者の場合は、自宅のリビングの白い壁の前に子どもを立たせてデジカメで写真を撮りました。
普段からたくさんの写真を撮っていたので、つい笑顔になったりピースをしたり変顔をされたりしましたが(笑)
「普通の顔でいいよ」というリクエストをして何枚か撮っているうちに自然な表情の写真を撮ることができました。
お子さんが緊張しない程度にたくさん声をかけて、何枚か撮ってみましょう。
写真の指定が「バストアップ」であれば、上半身だけ写っていればOKです。
大きさの調整とともに余分な部分は切り取ることができますので、難しく考えずに撮ってみてください。
「これでOK」と思えた写真が撮れたら、自宅のプリンターで大きさを調整しながら写真用紙にプリントします。
自宅にプリンターや写真用紙がない場合には、写真をUSBメモリやメモリカードに保存してコンビニの複合機で写真プリントをしましょう。
写真がプリントできたら、不要な部分を切り取って指定サイズに合わせて願書に貼り付けます。
写真を撮るときの服装に決まりはあるの?
先ほども紹介しましたが、願書に貼る子どもの写真は「子どもの顔と名前を覚えるためのもの」です。
そのため、特に服装にも決まりはありませんので、普段着で十分でしょう。
ですが、願書に貼る写真であることを考えて、普段着でもあまり汚れていないもの・派手でないものを着て写真を撮ることをおすすめします。(余分な部分は切り落とせるので、首回りがスッキリしていれば特に問題はないと思われます)
写真撮影の時に気をつけるべきポイント
願書に必要な写真の枚数・サイズがわかり服装も決まったら、いざ撮影です!
その前に、写真を撮る時に気をつけておきたいポイントを紹介しましょう。
顔がはっきりとわかるものを用意する
願書の写真は先生が子どもの顔と名前を一致させるための資料となります。
小さく写った写真を引き伸ばしてプリントすると、顔がぼやけたり画像が荒くなったりして顔がわかりづらくなってしまいます。
プリントした写真をしっかりと確認して、顔がはっきりとわかるかどうかを見ておきましょう。
背景はシンプルな方が◎
はっきりと顔の分かるバストアップの写真でも、背景がごちゃごちゃしているものはあまり好ましくありません。
ましてや、後ろに他の人が写ってしまっているようなものは避けるべきです。
白やグレーの壁などの前で撮るようにしましょう。
かしこまりすぎた写真はNG
七五三などの行事で撮った写真は、子どもも普段と髪型が違ったりして印象が変わってしまいます。
家族で写ったものがあっても、普段お迎えに行くママとは違うメイクの写真では資料としての意味がなくなってしまいます。
普段の様子がわかる写真を用意するようにしましょう。
子どもの自然な表情を写真におさめよう
いかがでしたか?
幼稚園の願書に写真が要る!?と焦ってしまったかもしれませんが、写真館などに行く必要はなく、子どもの自然な表情をデジカメやスマホで撮影すればOKです。
「幼稚園の先生方に子ども・家族の顔を紹介するんだ」という気持ちで、顔がはっきりとわかる写真を撮ることが一番大切なポイントです。
あまり堅苦しくならず、自然な表情で撮れた写真を願書に貼りましょう。
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