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それって必要ですか?赤ちゃんが退院する時の服装と忘れがちなママの洋服

ママと赤ちゃん退院時の服装は? 妊娠・出産

臨月になり、いよいよ出産準備を!と思ったときに悩むのが「退院時のママと赤ちゃんの服」です。

実は筆者、出産前に何も考えてなかったので退院時に恥ずかしい思いをしたひとりです(笑)
同じ思いをするママが増えないように、自身の体験を元に退院時の服装についてお話ししたいと思います。

  • 赤ちゃんにはセレモニードレスを用意した方が良いの?
  • ママも退院用の服を用意した方がいいの?

そんな疑問だけでなく、夏や冬など季節によってもどんな服装が良いのか迷ってしまいますよね。
つい後回しにしてしまいがちですが、出産に向けて気持ちを整えるためにも退院服については事前に考えて用意しておくのをおすすめします。

ママの退院時におすすめな服装とポイント!

赤ちゃんとママが退院

初めての出産だと退院時にどんな服装が良いのか、なかなか想像がつかないですよね。
退院後の育児生活にも使えるアイテムを選んでおくと便利ですよ。

ここではママの服装について紹介しますね。

授乳がしやすいトップス

病院からの帰宅途中で赤ちゃんに授乳することもあるので、授乳口がついたトップスを選ぶママは多いです。

授乳口はタテ開き、ヨコ開きなどのタイプに加えすっきりしたカットソーやゆったりめのワンピースなど種類も豊富なので、ボトムスとの組み合わせも考えて選ぶと失敗しませんよ。

授乳用ブラも忘れず用意しておきましょう。

お腹が苦しくないボトムス

出産したら元の体型に戻る!と思っているママも多いかもしれませんが、産後すぐはほとんど体型が戻っていないので注意が必要です。
しばらくは、お腹〜腰まわりが緩んで下半身のサイズは大きいままです。

また、股間や腹部がまだ痛い頃でもあるので、下半身を締め付けない楽なボトムスがおすすめです。
ゆったり柔らかい素材のものを選べば、退院後も日常的に使えて重宝しますよ。

歩きやすく、着脱しやすい靴

退院時には赤ちゃんを抱っこしても歩きやすい靴が安心です。
まだ抱っこにも慣れていない頃なので、できれば履き慣れた靴がベスト。

いつも愛用しているスニーカーを履いたというママもいます。
梅雨時や雪の季節なら滑りにくいゴム底の靴などを選ぶと良いでしょう。

筆者は日常使いのフラットシューズを履いて行き、入院中は室内用にも活用しました。
産後は全身にダメージが残ったまま授乳室や受付を行き来しなくてはならないので、慣れた靴はとても楽で助かりました。

なぜママも退院用に服を準備した方がいいの?

出産で慌てて病院に行くママ

「入院するときの服で退院してもいいんじゃないの?」というママもいるかと思いますが、結論をいうと、退院用の服はできれば用意しておいた方がいいです。

これは出産して初めて分かることですが、妊娠中と出産後ではママの身体も体調も大きく変化し、出産直前まで着ていた服は使えないことがほとんどなのです。

入院時は服を考える余裕ナシ!

出産入院するときは緊急事態。

破水や陣痛で服を気にする余裕も無く参院に駆け込み、ラフな部屋着やパジャマ姿のままなんて場合もあります。
そのときの服装で退院を迎えるのは、単純に恥ずかしいという状況も!

退院時の服装で起こった悲劇!筆者の体験談

実は何を隠そう、筆者自身が退院服を用意していなくて大後悔したひとり。

明け方4時に突然破水し、パジャマのような服装で病院に駆け込んだのですが、あろうことか退院の服は用意しておらず、そのパジャマみたいな服で退院することに!

退院のときは産科の先生や看護師さんたちがお祝いの言葉や拍手とともに一斉に見送りをしてくれたのですが、筆者は恥ずかしさで一杯!

冬だったのでコートを着てごまかしつつ「ちゃんと服を用意しておけばよかった!」と、激しく後悔したものでした(泣)

娘には可愛いロンパースを着せていたので、それだけは救いでしたが・・・。

これから出産を迎えるプレママの皆さんにはこのような思いはしてほしくないので、退院用の服を用意することをおすすめしたいと思います。

赤ちゃんの退院時の服装の選び方とポイント

ママの服装は退院時の状況や季節などで選ぶのが良さそうですが、さらに赤ちゃんの服装は記念日を意識するかどうかでチョイスも変わってきます。

赤ちゃんの退院服 サイズはどうすればいい?

赤ちゃんはすぐに大きくなってしまうから!と70〜80の大きめの服を選ぶ方もいるでしょう。

しかし、生まれたばかりの赤ちゃんは想像以上に小さく、大きめのサイズの服は不恰好になります。
できることなら50㎝〜60㎝又は50㎝〜70㎝と書かれた新生児用の服を準備しましょう。

赤ちゃんの退院時の服装。ここが重要!

生後数日で退院する赤ちゃん。そして初産の場合は、ママも1年生です。

せっかく退院用にと準備したお洋服かもしれませんが、あっさり汚れて着替えるハメに・・・ってこともあります。

例えば、ミルクを吐いたりオムツ替えで汚れたり。予想外に大量のウンチをして背中が真っ白なベビードレスが・・・なんてこともあります。
退院用の服ということでワンセット用意する方がほとんどですが、予備の着替えも準備しておくと安心です。

退院用にセレモニードレスを準備した方は、予備で可愛らしいロンパースを準備するなどしましょう。

セレモニードレスは2着も必要ないですからね!

大切な記念だからセレモニードレス(ベビードレス)!

赤ちゃんにとっては、初めて病院の外へと出る記念の日。

しっかりと記念写真を残したいママはセレモニードレスを用意することも。

ママと赤ちゃんの服をリンクさせたりと、コーディネートも様々です。

最近ではお宮参りやお食い初め、初節句、お披露目会、冠婚葬祭などにも利用されることが増えてきて、何度か活躍させることを見越して選ぶママもいるようです。

しかし、近年は核家族化でお祝い事も縮小傾向。退院だけのためにセレモニードレスを準備すると後悔するかもしれません。

ライフスタイルに合わせて退院用の服を選びましょう。

退院後のデイリー使いを考慮して、普段着ファッションで

「ベビードレスも可愛いけど退院後も使える普段着がいい」というママの声もあります。

赤ちゃんが男の子なら、ドレスを着せるのはちょっと抵抗がある場合も。
可愛いお洋服はもう少し大きくなって外出できるようになってからという堅実派のママも。

退院後のお出かけにも使えるおしゃれロンパース!

「普段着もドレスもちょっと気がひける」というママに人気なのが、おしゃれロンパースやカバーオールです。
凝ったデザインのものもたくさんあって、退院後はお出かけ着としても活用できます。
男の子用も素敵なものが色々あるので、ぜひ一度探してみてくださいね。

筆者はおしゃれロンパース派でした。
退院後、健診や赤ちゃん会に行くときや友人たちがお祝いに来てくれたときにも着せることができて、何かと活躍してくれました。

新生児から1枚は欲しい!ツーウェイオール

ベビー服にはいろいろな種類がありますが、便利なのがツーウェイオールです。

ドレスオール、カバーオールとどちらでも使えるのが特徴!足元のボタンの留め方次第で自由自在。

デザインだけでなく、季節や素材を考えて選ぶといいでしょう。

赤ちゃんの退院時の服装は春・夏・秋・冬 季節で違う?

赤ちゃんの退院時が暑い夏なら服装は、肌着+セレモニードレスやロンパース。
寒い冬の場合は、短肌着+長肌着+セレモニードレスや厚手のロンパースを着せてあげましょう。

赤ちゃんは大人より体温が高いので、着せすぎには注意が必要です。
特に車やタクシーなどは空調が効いてるので、無理に上着を着せる必要はありません。

初めての外でいろいろ不安に思うかもしれませんが、季節に応じたグッズやアイテムが便利です。

おくるみ

病院の中と外では気温差が思いのほか大きいので、おくるみが一枚あるとサッと包んだり外したりできて便利です。
ガーゼ素材のものは夏の冷房対策から日差し避けに。
保温効果が高いタオル地のタイプは冬におすすめです。

筆者は12月中旬の退院に合わせて、フード付きのタオル地タイプのおくるみを使いました。
温かく、頭にフードも被せられて防寒にぴったり。

退院後もかなり活躍してくれて使い勝手がよかったので、同じものを追加で2枚購入しました。

肌着

夏は短肌着一枚、冬は短肌着と長肌着を重ねて着せるなど、季節や気温によって枚数を変えて調節します。
上に着せるドレスや服に合わせて、組み合わせを考えましょう。

その他のアイテム

冬には防寒用に綿ニットの帽子、靴下などを用意すると安心です。
中には手作りのベビーシューズをセレモニードレスと合わせて準備するママも!
赤ちゃんの快適さとコーディネートを考慮して選びたいですね。

退院時の服装はママと赤ちゃんの快適さで選ぼう!

ここまで『退院時のママと赤ちゃんの服装』について解説しましたが、いかがでしたか?
一番は、ママと赤ちゃんが快適な服であることです。

ママの服装は、帰宅中の授乳や身体が楽に動かせるかで選ぶのがポイントです。
赤ちゃんの服装は、記念に残したいならセレモニードレスを、退院後もそのまま使いたいなら普段着やおしゃれなロンパースなどを選ぶと後悔しないかと思います。
また、季節によってはおくるみや帽子などのアイテムを加えるのもおすすめです。

退院日は、頑張って出産を乗り越えたママと赤ちゃんが初めて一緒に外の世界に出る、新たなスタートの日でもあります。
その日を晴れやかに迎えられるよう、ぜひ楽しみながら準備してくださいね!