朝子どもを園に送り出したら、子どもが学校へ行ったら、ため息が出る。
子どもを見送ったあと、職場のデスクに座ると、「どうして怒っちゃったんだろう」と反省してしまう。
そんな経験をしたことはありませんか?
本当は子どものことが大好きなのに、イライラしてしまう自分が嫌い!
そんなママが今、この記事を読んでいるのかもしれません。
イライラしたり怒る自分を卒業し、周囲から憧れられる理想のママを目指しませんか?
今日からでも遅くありません。
怒りを知り、対処法を実践して、怒鳴る自分とおさらばしましょう!
イライラする「怒りのメカニズム」それから、怒りを子どもにぶつけないで済む「穏やかママになるテクニック」を紹介します。
子育て中の怒りはどこからくるの?
怒りのメカニズム。
怒りはどうして沸いて出てくるのでしょう?
それが理解出来れば、怒る前に自分の状況を客観視できます。
「怒る必要があることなのか?」「この怒りって怒鳴って効果が出るの?」
と、改めて考え直すことが出来ます。
「怒り」というのは感情のうちのひとつです。
「喜び」「悲しみ」「楽しみ」と並列する感情です。
ではなぜ怒るのでしょうか。
怒りをつくる因子があることをご存知ですか?
「不安」「辛さ」「苦しさ」「痛み」「不快」「披露」「寂しさ」「焦燥感」「悲哀」
このような因子が、怒りをつくるのです。
あなた自身が怒りを作っているのではなく、このような因子が自分の中のダムを越え爆発して、怒りとなって外に出てしまうのです。
それを抑えられるか、出してしまうのかは、あなた次第。
なぜなら、「怒り」は「リクエスト」なのだから。
子供への「怒り」をリクエストに変えてみよう!
怒りやイライラを、怒鳴ったり叩いたりして発散してしまうのはもったいないです。
あるとき子どもが言いました。
「お母さん、僕にこんなにパワーを使ってくれてるんだね。」と。
子どもの方が大人ではありませんか?
怒りはリクエスト。
◯◯してほしいという希望を相手に伝える手段は怒りではなくリクエストとして伝えましょう。
↓
リクエスト「朝早く起きて、ゆっくりと一緒の時間を過ごしたいな。」どちらも「朝早く起きよう」というリクエスト。
どちらの方が、リクエストを受けた人はスルリと実行出来そうですか?
「勉強しなさい!」も同様です。
「この問題わからないから、説明して教えてくれる?」といった伝え方のニュアンスもテクニックのうちです。
子どもを先生に見立てて、授業をしてもらうのです。
時間は少しかかっても、怒鳴って勉強をさせるよりずっと効率的。
また、昨今話題のアクティブラーニングを家庭で実践出来ます。
ホワイトボードとマーカーを買って、早速実践してみましょう。
子供の事を尊重できていますか?
一度、相手に求めている作業を、自分でこなしてみるというのも手です。
本当に、打倒な内容を求めていますか?
ついつい攻撃的な言い方で相手を攻めてしまう人の特徴として、身近な対象ほど強くなり、依存しているといった項目が挙げられます。
子どもに対しても同じです。
学校の登下校、授業が終わったあとで、きちんと休憩時間を確保してあげられていますか?
親は子を見守る存在であり、支配する存在ではありません。
子どもは親の自分とは別の存在。
敬い、大切にしてあげるというのが大前提です。
子の一番のサポーターになれていますか?
今一度自分に問いかけてみてください。
また、お風呂や眠る前に、「お母さんは○○ちゃんの力になれているかな?○○ちゃんが好きなお母さんはどんなお母さん?」などと自分を評価してもらってください。
きっと得るものがあるでしょう。
その自分に近づけるように、一歩一歩努力をします。
相手にリクエストを1つしたら、自分も1つ努力をする、その繰り返しが関係を良くしていくのです。
怒りをコントロールできるようになる
イライラとしてきたら、以下のことを試してみてください。
- 身の周りを整理する
- 思っている感情をノートに書きだす
- 怒ったあとを想像する
- どんなふうになりたいか少し先の未来を考えてみる
実践出来たなら、間違いなく怒りから遠ざかっているはずです。
他にも、テクニックにはこんなものがあります。
- 相手の言葉を繰り返して相手に与える
- あいずちをゆっくりとる
- 深呼吸をする
- しめつけのない服に着替える
- 水を飲む
- 窓を開ける
怒りが突発的に出そうになるときに、上記の動作をしてみると、違う世界が見えてきます。
怒った自分では見ることが出来なかった世界です。
プラスして出来たら憧れのママに近づくしぐさ
- 口角を上げる
- 笑顔を与える
- ありがとうを伝える
怒ったときこそ、この3つのしぐさを意識するだけで、とても心の広い人間になれます。
魔法の呪文を唱える
怒ったときに、自分だけの魔法の呪文を唱えます。
爆笑出来る言葉がベストです。
たとえば、「ブリブリぼよよんぴっちゃぁ~」のような呪文です。
怒っている自分を、もうひとりの自分が幽体離脱して客観的に捉え、
「しょうもな!1度きりの人生を楽しく過ごさなきゃもったいない!」と思えたら勝ちです。
是非、やってみてくださいね。
他人の子にいっぱい接する
我が子と1対1な毎日だけでは、どうも煮詰まります。
可能な限り、人様のお子様と関わるようにしてください。
不思議と、優しい自分になれるでしょう。
それは、我が子に大きな責任を抱えているからです。
お友だちの子には、優しくおおらかでいられる場合
我が子にも褒めて伸ばしてあげられるママです。
ついつい比較してしまいがちな自分をまほうの呪文を唱えて、
「この子にとっても一度きりの人生!毎秒笑顔で過ごしてほしい!」そう思える穏やかな理想の自分像をノートに描き、家のよく見る場所に貼ってみてください。
きっとすぐそんな自分になれるでしょう。
思ったら行動!行動したら習慣にする!成せば成ります。
子育てのイライラから解放されよう!
いかがでしたか?
実践できることはありましたか?
まず紙のペンを用意して、自分がどんなことで怒るのか、イライラするのか、それを知ってそれは何が原因なのかを書きだすと、意外とシンプルな事実を目の当たりにするでしょう。
そして、口角を上げるだけで人生は変わります。
電車に乗ればスマホを見ないだけで人生は広がります。
お席を譲ってあげられる自分と出逢えます。
それを見ている子が真似をします。
すくすくと心が育ちます。
自分の行動は必ず周りに影響を与えます。
なりたい自分になって、毎日後悔のない1日を過ごし、気持ち良く達成感に満ち溢れて眠りにつきましょう。
実践出来たことも、ノートに書いておくと、読み返したときにまた
初心に返り優しい自分と出逢えますよ。
是非実践してみてくださいね。