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かゆい妊娠線にイライラ!たった4つの対策でかゆみを予防

妊娠線 かゆい 妊娠・出産

妊娠するとなんだか身体がだるかったり、これまでになかったマイナートラブルに悩まされますよね。
「妊娠線」もそのひとつ。
特に「妊娠線ができてかゆい!」とお悩みの方もいらっしゃるかと思います。
かゆいからと掻きむしってしまうと妊娠線の跡が残りやすくなってしまうので注意が必要です。

でも、かゆみを我慢するのって辛いですよね。
一体どうしたらかゆみを抑えることができるのでしょうか…?

今回は、妊娠線のかゆみの悩みを解決すべく、かゆみの原因と有効な対策についてお伝えします。
かゆみの原因を知り、今日から対策して快適なマタニティライフを過ごしましょう!

妊娠線とは?

妊娠線って何?

「妊娠線」と聞くと、赤いミミズ腫れのような線がいくつも入っているお腹をイメージする方も多いのではないでしょうか。

妊娠中期以降、お腹の中の赤ちゃんが大きく成長し、その成長に合わせて妊婦さんのお腹も大きくなります。
皮膚の表面はお腹の成長に合わせて伸びるのですが、その下にある皮下組織は急激な伸縮ができません。
そのため、皮下組織が裂けてしまい、赤い亀裂となってしまいます。

お腹に限らず、太ももやお尻、胸、二の腕などにできることがあります。
妊娠による体重の増加に伴い脂肪量が変化しやすい箇所には特に注意が必要です。

▶︎妊娠中のお腹の膨らみはいつから目立つ?大きさは個人差あり!

妊娠線がかゆくなる原因

妊娠線がかゆい理由

妊娠線の辛いかゆみ、私も妊娠中にはとても悩まされました。
妊娠線のかゆみには、大きく3つの原因があると考えられています。

①ホルモンの影響

妊娠すると「コルチコ・ステロイド」というホルモンが分泌されます。
このホルモンは、新陳代謝を抑え、皮膚がうすく敏感な状態にする作用があります。
そのため、全身がいつもよりかゆみを感じやすい状態になります。

②肝臓機能の低下

妊娠中、特に後期になると、大きなお腹に肝臓が圧迫されるようになります。
圧迫されることにより、肝臓の機能も低下します。
この機能低下により、胆汁の主成分である「胆汁酸」というものが皮膚組織にたまりやすくなり、かゆみの原因となります。

③妊娠線部分のかさぶたによるもの

肌の奥深くにある皮下組織は伸縮しないため、その部分に亀裂が生じて妊娠線ができます。
亀裂部分は傷なので、その部分にかさぶたができることでかゆみが生じます。

妊娠線の効果的なかゆみ対策4選

妊娠線のかゆみ予防

妊娠中の身体の変化により、かゆみはどうしても生じやすくなっているんですね。
かゆみを我慢するのもつらいし、我慢せずにかきむしっては悪化する要因になってしまいます。

そこで、今回は効果的なかゆみの対処法を4つ紹介します。

①「保湿剤」を使う

妊娠中はとにかく肌が乾燥しやすい状態。
肌が乾燥すると強いかゆみを感じます。

保湿剤を使うと、かゆみを軽減させることができます。
妊娠線用の保湿剤には主にクリームやオイルタイプのものがあります。
保湿剤を使ってマッサージをすることで妊娠線自体を予防しながら乾燥対策ができるので、お気にいりのものを1つ用意しておきましょう。

②肌に触れる衣類・寝具の素材に注意する

妊娠中の敏感な肌にはなるべく刺激を与えないようにしたいですよね。
肌に触れるものを清潔に保つのはもちろん、素材にも注意してみましょう。
特に肌に直接触れる下着や衣類は、化学繊維を使用したものでなく、コットンなど自然由来のものを選ぶことをおすすめします。
刺激を受けにくく、肌トラブルを起こしにくいです。

衣類以外にも、タオルや寝具(シーツや枕カバー)も注意が必要。
肌ざわりのよい摩擦を受けにくい素材を選びましょう。

③妊娠線ができないよう体重管理を行う

そもそも妊娠線ができないようにできることの1つとして「体重管理」が挙げられます。
妊娠線は急激な体重増加・脂肪の増加によって皮膚に亀裂が入るもの。
そのため、なるべく体重を急激に増やさないように過ごすことも重要です。
とはいえ、妊娠線ができる・できないには、体質等の個人差もあります。
無理ない範囲で心掛けると良いでしょう。

▶︎妊婦のダイエット方法12選!妊娠中の食事レシピや安全にできる運動はあるの?

▶︎妊娠中のお腹の膨らみはいつから目立つ?大きさは個人差あり!

④我慢できないかゆみがある場合は皮膚科を受診する。

ただの「かゆみ」と思っていても、肌の疾患や病気が潜んでいる場合もあります。
「何をしてもかゆい…」「我慢できない」という場合は、皮膚科を受診しましょう。
肌の状態にあった外用薬を処方してくれますよ。
いきなり皮膚科に行くことに抵抗がある場合は、かかりつけの産科医に相談してみてください。

▶︎妊娠線ができる前に読んでほしい!予防はいつから?簡単にできる保湿方法

産後も妊娠線のかゆみが残ることも

産後には、かゆみの原因となるホルモンバランスの状態も元に戻り、妊娠線のかゆみも改善しそうですよね。
ところが、妊娠線のかゆみは産後にも残ってしまうことがあります。

ひざをすりむいてかさぶたができたとき、かさぶたになった部分がかゆくて仕方なかった経験はありませんか?
妊娠線も、見た目は違えど皮膚の亀裂によってできた傷跡。
傷跡が残ってしまうとその部分は同じようにかゆくなってしまうのです。

また、妊娠中にかゆみを我慢できずに皮膚をかきむしっていた場合には、さらに傷跡が残りやすいため、かゆみが消えない原因になります。

産後はただでさえ赤ちゃんのお世話で寝不足になるなどストレスが溜まりがち。
肌がかゆい!という不快な悩みを増やさないためにも、できる限り妊娠線ができないように心がけたいですね。

妊娠線のかゆみ!先輩ママの体験談

  • 妊娠中はクリームで保湿していましたが、うっすらと妊娠線が残ってしまいました。
    あまり目立つ位置でもないので気にしていなかったのですが、出産してから3年後ぐらいに妊娠線がいきなりかゆくなりました。
    乾燥しているのか、傷あとだからなのか・・・
    かゆみが日に日に増すので、妊娠中と同じようにクリームで保湿するように。
    するとかゆみが治まったので、産後も油断せずに保湿することが大切なんだなと感じています。
  • 1人目の時は睡眠の邪魔になるほど妊娠線のかゆみがひどかった私。
    妊娠線はお腹だけでなく太もものあたりにもできてしまいました。
    それまで全くケアをしていなかったので、慌ててクリームで保湿をし刺激を減らすために体は手で洗うようになりました。
    タオルや下着の素材も見直し、たっぷりと入れていた柔軟剤はやめました。
    かゆみはましになりましたが、完全になくなるまでかなりの時間を要しました。
    二人目の時は妊娠初期からクリームでケアをしていたので、新たに妊娠線ができることはありませんでした。

かゆみが治らない場合は医師に相談して

妊娠線 かゆい

今回は辛い妊娠線のかゆみの対処法をお伝えしました。

妊娠中は「肌に良い素材のものを使用する」「保湿する」など、敏感肌を守る生活を心掛けることが必要です。
まずは妊娠線ができないよう予防しましょう。

もし妊娠線ができてしまった場合も、悪化させないように、紹介した対策をぜひ取り入れてみてください。
どうしてもかゆみが治らない場合は自己判断せず皮膚科にかかるなど、必要な治療を受けましょう。

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