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生理が予定日より遅れてる!妊娠の兆候やその他原因の可能性

「もしかして妊娠?」生理が遅れた場合の妊娠の可能性とその他の原因 妊娠・出産

「あれ?もしかして生理が遅れてるかも」
真っ先に思い浮かぶのは妊娠の可能性ではないでしょうか?
しかし生理が遅れる原因は妊娠以外にもあるんです。

特にベビ待ちさんは、妊娠が確定する前からドキドキして科学的根拠の乏しい情報に振り回されがちになります。
そんな時こそ落ち着いて妊娠の前兆や超初期症状をチェックし、妊娠確定まで冷静に過ごせるといいですね。

「生理が遅れてる=妊娠」とは限らない?

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毎月、生理が順調に来ていた人の場合、生理の遅れで妊娠に気づくことが多いと思います。
しかし、生理の遅れだけで妊娠を判断すると、早とちりになってしまう場合もあるので注意が必要です。

女性の体はデリケートなため、ちょっとした体調不良やストレスで生理が遅れてしまうことがあります。
そのほかにも女性特有の病気など、妊娠以外にも生理が遅れる原因があることを知っておきましょう。

逆に、妊娠した場合でも生理予定日頃に出血(着床出血)することがあります。
この出血を生理と勘違いする人も多く、妊娠に気づくのが遅れてしまう場合も。

また、着床出血であれば問題ないのですが、出血は流産や妊娠時のトラブルの兆候である場合もあります。

このように、生理の遅れや出血だけで妊娠したかしてないかを判断するのはあやふや。
そこで、日頃から基礎体温を測っておくことで精度の高い妊娠の兆候をつかむことができます。

妊活中の方やベビ待ちさんは基礎体温を測ることを習慣にするといいでしょう。

自分でできる「妊娠確定」までのステップ

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生理が遅れている場合、妊娠の心当たりや可能性がある方はできるだけ早く結果を知りたいですよね。

生理が10日以上遅れた場合、妊娠が疑われるのが一般的です。
もしも妊娠を望んでいない場合は5日以上遅れると不安になるのではないでしょうか?

逆に妊娠を望んでいる方は3日でも生理が遅れるとドキドキ・ワクワクして気分が高まるのでは?
ここでは、自分でできる妊娠確定までの3つのステップを紹介したいと思います。

①「妊娠超初期症状」をチェック

妊娠検査薬のほとんどは生理予定日の1週間後から使用することが推奨されていて、それより前では正しい結果が出ない場合もあります。
しかし、「妊娠超初期症状」とよばれる体の変化を感じているママもいるのではないでしょうか?
妊娠超初期症状はいろいろありますが、代表的な3つの症状を紹介します。

身体がだるく熱っぽい(風邪のような症状)

妊娠超初期症状の1つに、体のだるさを感じたり微熱が出る人もがいます。
これは基礎体温が高いために起こります。

風邪の症状と勘違いしやすいため、ほかにも妊娠超初期症状に当てはまるものがないか確認してみましょう。

つわりの症状

つわりの症状は個人差がありますが、生理予定日の1〜2週間後からつわりの症状が出る方もいます。
つわりの症状には吐き気や嘔吐、胸焼けや胃のムカつきなど胃腸症状が主です。

このような症状が現れた場合、妊娠の可能性がありますが5日遅れでは症状が出る可能性は低いです。
あと数日様子を見て、症状が出た場合は妊娠しているかもしれませんね。

嗜好の変化

「今まで特別好きだったわけじゃないのに、突然◯◯が食べたくなった!」
「これまで大好物だったのに、いまは食べたい気分じゃない」
「好きな香りだったのに急にうけつけなくなった」

など、妊娠すると突然嗜好が変わることがあります。

上記3つは、妊娠検査薬で陽性反応が出るより前に体に現れる「妊娠超初期症状」の代表的なものです。
妊娠超初期症状は個人差がありますが、この他にもあるので次の記事を参考にしてくださいね。

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②基礎体温をチェック

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妊娠を計画している方の中には基礎体温を毎日計ってる方も多いのではないでしょうか?

基礎体温は、朝目覚めてすぐに計る体温の事で一般的な体温計よりも精度の高い婦人体温計を使うことがほとんどです。

基礎体温を毎朝記録する事で、「体温が高い期間」と「体温が低い期間」の2つに分かれる事がわかります。
体温が高い期間を高温期、低い期間を低温期と言いますが、低温期から高温期になるタイミングが「排卵日」になります。

また、高温期から低温期になるタイミングが「生理開始日」の目安になるのですが、妊娠した場合は高温期が続きます。

しかし、基礎体温は体調不良や風邪、疲労の蓄積などによって簡単に変動してしまうため、基礎体温だけで妊娠の可否を判断するのは難しいです。
また、高温期と低温期の体温は個人差が大きいので、日頃から基礎体温をチェックしていない場合は、妊娠の判定はしかねます。

③妊娠検査薬で確認する

妊娠超初期症状があったり、高温期が続く場合は妊娠検査薬でチェックしてみましょう。
最近では、妊娠検査薬で妊娠を調べ、陽性反応が出てから病院へ行く人が多いようです。

妊娠検査薬はいつから反応が出るの?

妊娠すると「hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)」というホルモンが分泌されまが、妊娠検査薬はhCGに反応し、妊娠を判断する仕組みになっています。

hCGは受精卵が子宮内膜に着床すると分泌量が増えますが、一般的な妊娠検査薬は尿中のhCGが50mIU/mL以上になると陽性反応が出ます。

hCGが50mIU/mL以上に達するのは、個人差はありますがほぼ確実に判定できるのが「生理開始予定日の1週間後以降」となっています。

陽性反応が出たらいつ病院へ行けばいいの?

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日本の妊娠検査薬は、使用方法や時期を守っていれば99%の精度を誇ります。
生理開始予定日の1週間以降に使用し、陽性反応が出た場合は迷わず病院に行きましょう。

病院では

  • 尿検査でhCGの確認
  • 超音波で胎嚢や心拍の確認
  • 問診
  • 体重・血圧測定

などが行われます。

問診では「最終月経終了日」「出産歴や中絶歴」「持病の有無」などを聞かれます。
最終月経は妊娠週数の目安になるため、できるだけ正確に把握しておくようにしましょう。

妊娠は病気ではないため、病院での支払いは基本的に全額実費になります。
しかし、全国の自治体で妊婦健診にかかる費用の補助制度を利用することができます。

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妊娠以外で生理が遅れる原因は?

生理が遅れる原因

ホルモンバランスの乱れ

生理の周期は、いくつかの女性ホルモンの分泌量の増減によってできています。
ホルモンの分泌量を変化させる神経の働きが乱れると生理不順になるのですが、ストレスや睡眠不足、不規則な食事などが原因で乱れることがあります。

婦人科系の病気

子宮、子宮頸部、卵巣、卵管などの女性特有の生殖器に関わる病気が原因で、生理が止まったり生理周期が乱れることがあります。

「忙しくて検診を受けに行けない」「恥ずかしくて病院に行きたくない」と思う人も多いかもしれませんが、女性特有の病気は婦人科検診で発見することができます。
病気は早期発見・早期治療が基本です。
気になる方は早めに病院へ行くようにしましょう。

急激な体重減少

激しいスポーツやダイエットによって体重が急激に減少すると「体重減少性無月経」と言う症状が現れることがあります。
特に成長期の激しすぎる運動や、食事をほとんど食べないなどの過度なダイエットは、危険を伴うので注意が必要です。

早期閉経

日本人の平均的な閉経年齢は50歳前後です。
閉経する年齢は個人差がありますが、閉経前後の5年間を更年期といい、女性ホルモンの分泌量減少などにより体に不調をきたす「更年期障害」に悩まされる女性も多いです。

早期閉経は平均よりも早く閉経を迎え、40歳未満で更年期障害になることをいいます。
原因は正確には解明されていませんが、遺伝や卵巣の病気、甲状腺や副腎の病気が関係しているのではと考えられています。

薬の服用

医師から処方される薬の中には「月経を遅らせる可能性がある」ものがいくつかあります。

定型抗精神薬:フェノチアジン、ブチロフェノン、チオキサンチン
高血圧治療剤:メチルドパ
抗潰瘍剤:スルピリド
制吐剤:メトクロプラミド
抗アレルギー剤:オキサトミド、トラニラスト

出典:大学病院医療情報ネットワーク

これらは薬の成分ですので、実際に処方される薬の名前とは異なります。
もしも薬の服用中に生理が遅れている場合は、主治医や薬剤師へ確認してみましょう。

また、「風邪薬を飲むと生理が遅れる」という話を、聞いたことがある方もいるかもしれませんが、これは医学的根拠はありませんので注意してくださいね。

生理が予定日より遅れても慌てないで落ち着いて!

5日程度の生理の遅れの場合は、ストレスや体調不良が原因のことがあります。
妊娠の心当たりがない方は、数日間様子をみてから病院で受診しましょう。

また、妊娠の心当たりがある方は妊娠超初期症状に注意し、生理予定日の1週間後あたりに妊娠検査薬でチェックしてみるといいですね。

妊娠初期に気をつけたい注意点は次の記事で紹介しています。