子供が幼稚園に入る頃になると、周囲から習い事を始めたという話を聞くことも増えてきますよね。
実は、約7割以上の子供が4歳頃から習い事を始めています。
4歳といえば年中さんの頃ですが、自立心も芽生え物事をよく吸収する時期なので、習い事を始めるのに適しているんです。
「子供の好きなことを伸ばしてあげたい!」とは思っていても、習い事の種類が多過ぎて選べない、費用が高いのでは…?と悩むママも少なくありません。
そこで今回は、幼児期に人気の習い事とその費用をまとめて紹介していくので、ぜひ習い事選びの参考にしてみてくださいね。
習い事は本当に必要なの?
習い事を始める人が多いとはいっても、本当に小さいうちから習い事が必要なのか疑問に思いますよね。
幼児期に習い事を始めるメリットを紹介します。
習い事を始めるメリット
習い事では子供の得意なことや興味のあることについて、専門の先生に基礎から教えてもらうことができます。
幼少期は物事を最も吸収する時期といわれており、小さい頃から習い事を続けることで確実に能力を伸ばすことができますよ。
また、習い事を通して礼儀や挨拶など集団生活での過ごし方を学んでおけば、小学校での生活にもすぐ慣れることができますね。
さらに、ママの時間ができるということもメリットです。
付き添いが必要な場合もありますが、教室に預けている間はママの自由な時間です。
その間に家事をすませたり、リフレッシュの時間にしたりできますよ。
幼稚園児はいくつ習い事をしている?
園児の習い事の数 2017(調査実施期間 20178.7~8.31 集計数1187件)
参照:あんふぁんWeb
幼稚園児・保育園児の習い事の平均は0.8個。
幼稚園児だけで見ると1.2個、保育園じは0.6個と2倍も差があるんですね。
保育園に預けているママは、平日は仕事で忙しいのが理由かもしれませんね。
幼稚園の子供が習い事を嫌がる!そんな時はどうする?
習い事や家族以外との触れ合いにすぐに順応できるお子さんもいれば、なかなか難しい子どももいます。
幼稚園児といえば、年齢は3歳〜6歳。
大人が思うほどうまくいかないこともありますよね。子供が習い事を嫌がったらどんな対応をすればいいでしょうか?
幼稚園の子供に習い事をさせているママの体験談
年少の女の子の母親です。3歳の時に外国人講師が売りの英会話教室に体験に行きました。親としては習わせたかったのですが、嫌がって泣いてばかりでした。理由を聞いてみると、子供の言うことなので定かではありませんが、どうやら外国人に馴染みがなく怖かったようです。また幼稚園の先生も女の先生ばかりなので、男性ということも理由かもしれません。
外国人講師に惹かれましたが、今は幼稚園の課外授業(日本人の女性の先生)で英語を習わせています。お友達も一緒で、幼稚園の延長のような気分で楽しく参加しています。
子供が嫌がったらとにかく理由を聞いてみるのが一番ですね。
どうやらじっと座っているのが嫌だったようです。女の子の方は毎回楽しく行くので、一人だけお休みさせることにしました。
3ヶ月ほどすると、急に僕も行く!!と自分から言いだしました。色々なことを覚えてくる妹を見てやる気が出たようです。
お子さんによって色々なタイプがあると思います。まだ幼稚園の幼い子供ですから、嫌がった時は無理をさせるのではなく、様子を見ながらその子に合う習い事を探してあげるといいと思います!
まずは楽しんでくれることが最低条件ですね。
人気の習い事10選!費用はどのくらい?
幼児期にはどんな習い事が人気なのか気になりますよね。
幼児期に人気のある習い事と、必要な費用をまとめていくので、参考にしてみてくださいね。
①スイミング
運動系の習い事として根強い人気があるのがスイミングです。
全身運動のため筋力がつき、呼吸器官も強くなって体が丈夫になるというメリットも。
水泳の授業の前に水に慣れるという目的もありますね。
月謝の他に、費用が水着代程度とリーズナブルであることや送迎のバスがあることも多く、小学生になっても続けやすいのも人気の理由です。
1歳未満からママ(パパ)と一緒に参加できる「ベビースイミング」は、ママの運動不足解消や産後ダイエットにもなっておすすめです。
水着やキャップなどのグッズ代が別の場合もあり。
②ピアノ
両手をつかって弾くため脳が活性化し、発達を促してくれるピアノも人気の習い事です。
リズム感や音感をつけたり、楽譜を読めるようにしたいと考えるママも多いようですよ。
幼稚園や保育園の先生に憧れて、友達がやっているから等の理由で、子供が自分からやりたいということもあります。
教材費や楽譜、発表会があれば衣装代も必要
③学習塾・幼児教室
種類や費用が多様な学習塾・幼児教室は、「自分で考える力を身につけて欲しい」と願うパパやママに人気の習い事です。
勉強に対する姿勢を身につけることができ、楽しみながら算数や国語といった小学校で習う教科の基礎作りをすることができます。
教室に通うだけでなく、通信教育も手軽に始められるので人気がありますよ。
通信教育は3,000円〜
月謝の他の教材費が必要な場合も
④英語・英会話
小学校の授業でも必修化され、ますます注目されているのが英語です。
親自身が英語が苦手だと、子供に苦労をさせたくないと英会話を習わせることも多いようですよ。
早いうちから英語を学ぶことで、正しい発音や聞く力を身につけやすいというメリットがあります。
音楽と合わせて楽しみながら英語を学べる教室が人気です。
テキスト・教材費が別の場合もあり。
⑤体操
体操は柔軟性やバランス感覚、体力など、スポーツの基礎能力を身につけることができるので、幼児期の習い事として人気が高いです。
外遊びが好きな子は、家とは違いのびのびと体を動かすことができます。
運動面だけでなく、ルールや順番を守る、先生の指示に従う、挨拶や返事なども学ぶことができますよ。
体操服、運動靴、指定のバック等の購入費が必要な場合もあり。
⑥リトミック
音楽に合わせて体を動かして遊ぶリトミックは小さな子でも楽しむことができ、初めての習い事として人気が高まっています。
感性を豊かにしたり、言葉を聴く力を育てたりすることができますよ。
リトミックの中で数や英語を使うこともあり、一つの習い事で複数の能力を刺激できることも人気の理由の1つですね。
テキスト代などが必要な場合あり。
⑦サッカー
男の子だけでなく、女の子にも人気が出ているのがサッカーは、体を動かすことで持久力や体力、瞬発力を養うことができます。
チームプレーの競技なので、コミュニケーション能力を伸ばすこともできますよ。
サッカーを習う場合には、スポーツ少年団に所属する場合と、サッカースクールに通う場合と2通りあります。
地域のスポーツ少年団に通う方が月謝は安いですが、スクールだとプロが専門的に指導してくれるというメリットもありますね。
ユニフォーム、シューズ等のグッズ購入費、遠征やキャンプ代が必要な場合もあり。
⑧バレエ
特に女の子に人気のバレエは、正しい姿勢や挨拶を身につけられると好評です。
年に1回は発表会があり、発表会に向けて目標をもって取り組むことができますよ。
発表会の場合、教室の規模にもよりますが、施設利用料や衣装代などで数十万円ほど必要になる場合もあるので、事前に教室に確認するようにしてくださいね。
発表会の諸費用は別(50,000円〜200,000円程度)
⑨書道
字の書き方や姿勢・礼儀を教えてもらえる書道は、「大人になったときに綺麗な字を書けるようになってほしい」と習い始めることが多いようです。
上達が目に見えて分かりやすいので達成感が得られやすく、褒められることが嬉しくて子供が続けやすいというメリットもあります。
習字道具、用紙、検定料等が必要な場合もあり
⑩ダンス
中学校の必修科目となって注目を浴びているダンスは、リズム感だけでなく、表現力や体の俊敏性、柔軟性も高めることができます。
ヒップホップやフラダンス、チアダンスなど種類が豊富なので、子供の興味にあわせて選ぶといいですね。
衣装代等が必要になる場合もあります。
習い事は親子で楽しく続けていこう!
幼児期から始められる習い事には、沢山の種類がありましたね。
子供に身につけて欲しい能力や、興味・関心があるものに合わせて、それぞれの家庭や子供にあった習い事を選んでくださいね。
習い事にかかる費用は、教室の規模や内容によって大きく差がでます。
事前に資料を請求したり、見学に行って話を聞いて、「こんなに費用がかかるなんて知らなかった…」と後々後悔しないように注意してください。
「どんな大人になってほしいかな?」と考えながら、子供も親も一緒になって楽しめる習い事を見つけてあげてくださいね。