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胎動が少ないとダウン症はウソ!胎動で障害や性別はわからない

胎動が少ないとダウン症なの? 妊娠・出産

胎動を感じるようになると、お腹の赤ちゃんが元気に育っていることがわかって嬉しい気持ちになりますよね。

しかし「胎動が少ない子や弱い子はダウン症など障害がある」という噂もあり、心配になるママもいるようです。
ダウン症についてよく知らない方も多く、漠然と「うちの子に何かあったら…」と不安を感じるママも。

実際は、胎動とダウン症や障害の関係性に医学的な根拠はなく、胎動やエコーの様子からは子供がダウン症かどうか判断することはできません。
ダウン症かどうか確かめるには、医師に相談の上で別の検査をする必要がありますよ。

そこで今回は、ダウン症とは何か、胎動とダウン症の関係、ダウン症の検査方法についてまとめてみました。
最後に実際にダウン症だったママの胎動体験談もあります。

今、胎動のことで悩んだり心配してるママにぜひ読んでもらいたいです。

ダウン症ってなに?

ダウン症の症状は?

「ダウン症」と聞いたことはあっても、具体的によく知らないという方が大半ではないでしょうか。
まずはダウン症について簡単に紹介していきます。

ダウン症とは?

ダウン症とは、染色体の突然変異によって起こる先天性の疾患のことで、遺伝子疾患で最も多く国内では新生児約1,000人に1人の割合でみられます。

ママの年齢が高いほど発症する割合が高いため、出産年齢が上がっている今日ダウン症の子供は年々増加傾向にあるといわれています。

ダウン症の特徴

ダウン症の子供に全て該当するわけではありませんが、一般的に共通する特徴があります。

  • 手足の指が短い、関節が1つ少ない
  • 首が太く、短い(浮腫)
  • 鼻の幅が広く、低い
  • 切れ長でつり目、目が離れている
  • 筋肉量が少ない、運動能力の発達が遅れる
  • 知的な発達が遅れる
  • 心疾患、消化器の疾患等の合併症が起こりやすい

「胎動が少ないとダウン症」の根拠は?

胎動とダウン症は関係ない

胎動からダウン症かどうかは分からない!

ダウン症の症状として、筋力や運動能力に影響がでるため、「胎動が少ない・弱い子はダウン症」という誤解が生まれたようです。
しかし、ダウン症と胎動が関係しているという医学的な根拠はなく、お腹の子供がダウン症かどうか判断することはできません。

実際にダウン症の子供を出産したママも、「胎動が激しかった」「他の兄弟と変わらなかった」とさまざまな声が聞こえてきます。

エコー検査でダウン症は分かるの?

ダウン症の子供には身体的な特徴がありますが、エコー検査でもはっきり診断することはできません。
最近のエコー検査では赤ちゃんの顔や体の様子を鮮明に映すことができるようになってきましたが、顔立ちや体つきにも個性があるため、ダウン症かどうか判別が難しいんですね。

ただ、エコー検査の際に首の後ろの浮腫を指摘され、ダウン症の疑いがあると診断される場合もあります。
首の浮腫は週数が進むとなくなることも多いので、医師の指示に従い経過を観察していきましょう。

ダウン症はどうやったら分かるの?

ダウン症の遺伝子検査

エコー検査でダウン症の可能性がある場合、ママや赤ちゃんに負担がかからない母体血清マーカーテスト、新型出生前診断で検査を行うことができます。

母体血清マーカーテスト

ママの血液検査で、胎児に染色体異常があるかどうかの確率を調べることができます。
血液を採取するだけなので母体や胎児への負担が少ないことが特徴です。

ただ、この検査では染色体の異常の有無が確定できるわけではないので注意が必要です。
費用は1万〜2万円で、検査推奨時期は妊娠15週〜21週頃です。

新型出生前診断

新型出生前診断も血液検査で、ママの血液からお腹の赤ちゃんの染色体や遺伝子を調べる検査です。
安全性や精度の高い検査ですが、条件があり誰でも受けられる検査ではありません。

また費用が20万円前後と高額になるというデメリットもあります。
検査推奨時期は妊娠10週〜18週頃です。

検査を受けるには以下の条件に該当する必要があります。

  1. 出産予定日に35歳以上
  2. ダウン症、18トリソミー、13トリソミーの妊娠・出産経験者
  3. 担当医に検査を勧められた場合

検査の結果ダウン症の可能性が高ければ、羊水検査や絨毛検査といった検査で確定診断をすることも可能。
ただ、検査によっては流産の可能性がある等デメリットがあります。

ダウン症の疑いがある場合、検査が必要かどうかは産婦人科の先生やパパと相談しながら、リスクを理解した上で慎重に決めるようにしましょう。

いずれにせよ、妊婦検査で経過が順調と診断されれば問題ないので安心してくださいね。

ダウン症の赤ちゃんの胎動エピソード

ダウン症と胎動少ない体験談

ここでは、実際に赤ちゃんがダウン症だったママの体験談を集めました。
今、胎動が少なくて心配しているママは絶対に読んでほしいエピソードばかりです。
胎動では、障害は判断できない事がよくわかりますよ。

うちの子は胎動は強かったです。健常児の長男より激しく、逆子の言うのもあり、付け根の方はかなり痛かったです。
胎動は15週目くらいからはわかりました。

kkaさん yahoo知恵袋より

 

うちは胎動早かったです
規則的に何度も動く変な胎動でしたが
結局これは”しゃっくり”だったようです

lniさん yahoo知恵袋より

 

うちは長男がダウン症ですが、長女よりも胎動を感じた時期が早く、動きも激しかったです。逆に長女の胎動が弱く心配になったくらいです。

ママのきもち.comより

 

ダウン症の子だから大人しいのかわかりませんが、うちの場合は時間によって胎動が少なく、強さもかなり弱かったです。産院で装置をつけて胎動を調べたり、他のママさんとの話を思い返してみてもやはりうちの子は静かだったと思います。

ママのきもち.comより

ダウン症と胎動についての体験談を紹介しました。
やはり胎動が少なかったり弱いからといって、赤ちゃんがダウン症ということは判断できないようです。
妊娠中はストレスが大敵!心配なことや不安がある場合は、医師や助産師さんに相談するといいですよ。

胎動も赤ちゃんの個性のひとつ!

赤ちゃんのことを大切に思うあまり、胎動の様子に違和感を感じると不安になりますよね。

胎動が弱い・少ないと必ずしも赤ちゃんに問題があるわけではありません。
ダウン症等の疾患と胎動の関係には医学的な根拠はありませんが、不安な場合は検診等の際に先生に相談してみてくださいね。

人それぞれ個性があるように、胎動や発達の進み方にも個性があります。
ダウン症があってもなくても大事な我が子には変わりないので、赤ちゃんの個性と向き合っていきたいですね。

胎動の様子に一喜一憂しすぎず、夫婦で「どんな子が産まれくるかな?」と楽しみながら妊娠生活を過ごしてくださいね。

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